NYクオモ知事会見 -- カギは大量検査
writer Makoto Kikuchi from note
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想定していた最悪の医療負荷までは行かずに安定しています。全てのフロントライン従事者と連邦政府に感謝します。例えばJavitsセンターには2500台のベッドがありましたが、今の所800台の使用に留まっています。陸軍工兵隊に感謝します。
感染拡大はとりあえず安定。今から次の段階への架け橋を作ります。
今日から明日への架け橋。そして明日とは「New Normal」。前とは違う社会。
公衆衛生が、環境が、経済が、市民権が、人権が、社会正義が、前とは違う社会。願わくばより良い社会です。
「いつ終わりなのか」。個人的にはワクチンの開発で終了。それは12-18ヶ月後と言われています。ニューヨーク州はこのワクチンの開発に関して、連邦政府に全面協力いたします。
ワクチンが完全な終焉ですが、それまでの間の治療法の確立も重要です。
●血清治療 ●抗体検査 ●ハイドロキシクロロキン(*科学的根拠もないのに大統領が一押しの薬です。)。これに関しても政治的なドラマが渦巻いていますが、私達は科学者の検査の結果を待つだけです。
治療法確立まではどうするか ●段階を踏んだ再開 ●公衆衛生を優先 ●ゆっくりと経済活動開始
再開への鍵は検査。 検査ー追跡ー隔離。
検査の種類 診断 抗体検査 唾液検査(より早く簡易、開発中) 指刺検査(簡易、開発中) 採血検査
検査器 検査場(現在は病院だが理想的な検査場ではない) 検査試験所
などの課題があります。
かいつまんで言えば、大規模にやる能力は私達にはまだありません。
今まで500,000ほどの検査を州で行いました。他の州や他国と比べても飛び抜けて多い数ですが、NY州は19,000,000の人口ですのでまったく足りていません。
連邦政府の援助が確実に必要です。・・・もっと読む
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